モーモールルギャバンは初期の代表曲「サイケな恋人」がめちゃくちゃ好きで、10年前くらいの曲ですが今でも定期的に聴いてます。最初のアルバム「野口、久津川で爆死」の曲はどれも好き。
モーモールルギャバンは、歪みまくったキーボードと、ゴリゴリのベースと、パンツ一丁のドラム、ギターレスの男女ツインボーカルスリーピースバンド。
これでもかというくらいキャッチーなメロディと、意味あるのかないのかわからないヘンテコな歌詞。見た目も曲も変態的で、不思議な中毒性があるバンドです。
とか言ってますが、僕がちゃんと知ってるのは「野口、久津川で爆死」と「クロなら結構です」が出たくらいのころ（2009年～2010年くらい）。そのときは曲もよく聴いていたし、ライブにも何回か行っていました（めっちゃ楽しかった思い出）。
しかし、それ以降は曲が出るたびにチェックし続けてはいたのですが、僕にはそこまでぐっとくるもがなく、一時期活動休止していたのもあって、最近はだいぶ離れていました。
そんな感じだったのですが、先日たまたまYouTubeで新曲（といっても半年前）を聴いたら、めっちゃ良かった。それが「7秒」。
このストレートなポップさと、どことなく切ない感じがたまらない。最近の曲は奇をてらいすぎ感があったのですが、このシンプルさがいい（演ってることはシンプルじゃないですが）。
曲やMVから解放感を感じますが、それは初のセルフプロデュース作品だからだろうか。
この「7秒」を聴いてから、今までほぼスルーしてた前のアルバムの曲も聴きなおしてます。あれ、思ってたよりいいぞ、と。モーモールルギャバン、再評価中でございます。
YouTubeにライブ映像が丸ごとあがってた（公式で）。太っ腹！
それにしてもドラム叩きながらよくあんな歌えるなぁ。踊りながら歌い続けるのと一緒でしょ、安室奈美恵並みだ。
